少子高齢化の進行、一人暮らし高齢者・高齢者世帯の増加、虐待、貧困問題等、様々な地域ニーズに対応するため今後、地域福祉事業に更に大きなウェートがかかってくることは必須です。
平成26年度においては、複雑化するニーズに柔軟に対応するため「地域住民ふれあい交流事業」などの既存事業のさらなる充実、また地域住民、地域の事業所にご協力をいただき地域を町民全体で見守る体制作りの強化を目的に行っている「地域見守り事業」など、10年後の本部町の地域福祉を見据えた上で必要な事業展開は何かを考え事業実施を行っております。
総合相談事業は、他の専門機関と連携した相談体制の充実を図り、単に相談を受けるだけでなく本会が実施する事業や活動など、具体的な福祉サービスに結びつけ総合的なニーズ把握とアセスメントをおこない、地域住民の生活上のあらゆる課題に対応しながら適切な助言を行います。
現制度で対応が難しく生活困窮している町民に対し、緊急かつ一時的に物品支援を行います。
日常生活上での法律に関わるすべての問題に弁護士が相談に応じ、日常生活上の不安解消のお手伝いを行います。
低所得者世帯・障がい者世帯に対し、必要に応じた資金の貸付を行うとともに、民生委員を通じ、必要な援助指導を行うことによって、その世帯の経済的自立と生活意欲の助長促進、加えて在宅福祉・社会参加の促進を図り、安定した生活が送れるようにすることを目的として実施しています。
社会福祉士国家試験受験資格の取得対象等の実習生の受入れを行い、様々な社会福祉活動を通じ、社会福祉関係者の人材育成を図ります。また、保育士資格取得及び「介護等の体験」が必須な小中学校の教員免許状を目指す学生も受入れ地域福祉の担い手の育成に努めています。
介護用品を、高齢などで足腰の弱い方や日常生活において必要とする方へ貸出を行っております。また、地域のミニデイサービスや老人クラブ等、町民の交流の場づくりの材料としてレク用品の貸出を行っております。
近年のボランティア活動は、かつてのように社会福祉などの分野に偏らず、環境保護、街の美化・緑化、保健医療、青少年育成、教育、スポーツ、防災・災害援助、まちづくり等々、多様な分野でボランティアが活動しています。
そうしたことから、本会では関係機関・団体と活動に関する情報交換や提供、または相談をおこない、ボランティア登録活動を推進しています。
社協が行う各種事業や関連する情報をホームページや広報誌等をとおして広く伝え、社会福祉に対する理解と協力を求めております。
「じぶんの町をよくするしくみ」を合言葉に、高齢者や障がいのある方、子供達に対する福祉活動を支援するための募金、「赤い羽根共同募金運動」を行っています。
社協の事業及び町内福祉団体の研修や交流のため、社協所有のマイクロバスの貸出を行っております。
高齢者世帯等で買物への交通手段がない人の買い物支援を行う自治会、ボランティア等へ地域買物安心ふれあい号の貸出を行っております。